2009年 11月 27日

09.10.穴窯焼成作品のご紹介

 
 もうすぐ師走です。 でも『語心庵』では、時の流れがゆっくりと過ぎ去っていきます。 穴窯焼成から約一ヵ月経ちましたが、今だ気持の張りが戻りません・・・年ですね。
 休息の合間に風呂桶の底を自ら張り変えました。 でも、水漏れがします。 どうしょうかな?と、考えながら薪ストーブの前の椅子でひと眠りします。 木の風呂は、メンテナンスが大変です。 しかし、木のぬくもりは捨てがたいものがあります。 なんとかしなくては・・・と考えています。
 今、聞こえるのは、薪のはぜる音と川の流れとFM放送からの音楽だけです。 静かです。 犬のミーコは、一日中指定席であるソファで眠っています。 静かで、変化のないこの環境を、すごく気に入っています。
 さて、今回の穴窯焼成の作品を少しずつご紹介します。 

 
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 これは、約30㎝程度の大壺です。窯前部の側面に置きました。灰が溶けて流れ出しています。 一応の景色になっていますが、灰かぶりは今一歩の出来です。 
 これには理由があり、窯詰め時に側面は地下置きせずに10㎝位棚上げして下部に別の作品を置きました。
 地下置きすればこんなに釉が流れずに途中で熾きにに埋もれて流れが止まり、もっと良い景色になっていたでしょう。 窯詰め時に欲張ったが為の天罰が下りてしまいました。 
 全く持って難しいですね。 穴窯の焼成は・・・。

 
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 これは、13cm位の一輪差しです。 鎬(しのぎ)という技法により側面を削ぎ落として仕上げます。 窯前部の正面奥に置きました。 灰が適度にかぶり、窯変も出ています。 窯詰め痔の場所が良かったのでしょうねえ。 良い作品に仕上がりました。 窯変を生かした「花活け」として場所を選ばずに使うことができます。
 
 来年3月には今回の焼き直しの為の一番小さい窯を焼く予定です。 コストをかけない窯焚きにもチャレンジしていこうと考えています。
by goshinan | 2009-11-27 11:19 | 穴窯(薪窯)の焼成