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2009年 09月 24日

丸柱での最後の稲刈り そして冬支度

 今年は天候不順による日照不足ではありましたが、大きな台風も通り過ぎることも無く、丸柱集落では、先週から次から次へと稲刈りが行われています。 この田圃はお隣の森下さん所有であり、無農薬30年の豊かな土壌です。 森下さんは、有機農法を徹底されており、草,米ヌカ,蟹ガラ,糖蜜そしてEM菌を混入しています。 今年も悪い悪いと言いながらも、例年並みの収穫とのことでした。
 私は、このお米を分けて戴き、3年前から食しています。 体に良いお米である事は当然なのですが、今までの東京での食生活が良くありませんから、体内浄化がまだまだです。
 自然豊かな空気,食,水を繰り返して行けば少しは良くなるかな?と、思っています。

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 近代農法は、機械化と除草剤,殺虫剤,化学肥料主体の農薬等により営まれていますが、機械も農薬も非常に高く、結果として、収益が上がらない構造になっています。 農家への個別保障等により、少しずつ改革されれば良いのですが・・・。  新政権に期待しましょう!

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 これは、「木端」と言います。 いわゆる材木を製材する時に出る端材です。 今までは銭湯等で利用されていましたが、煙害により全く利用されなくなり、産業廃棄物として有償で処理されます。 
 今年10月に焼成する「穴窯」に利用すべく、窯場まで運んで来ました。 これを、チェーンソーで定寸に切断して薪作りをしています。 杉,檜の灰はケイ酸分が多く、良い燃料ではないのですが、1000℃位までは充分使えますので、「あぶり」という過程で使用します。  軽トラック2台分ですが、80束位作って松割り木の補助材として使います。
 来月は、窯詰め作業も含め忙しい日々が続きます。

 
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by goshinan | 2009-09-24 10:42 | 季節の移ろい

2009年 09月 10日

大壺を制作しました

 秋の穴窯焼成用に大壺を2個制作しました。
 大きさは、右側が35㎝,左側が28㎝程度です。 制作日数は2個同時進行で、3日間で出来上がります。
 今回の焼成は、日数6日間(136H)で10月20日(火)から焼成の予定です。 詳細は、後日UPします。
 窯に入れる作品数は約250個程度です。 もちろん、湯のみ,皿のような小物から徳利,花器さらには今回作った大物まで種々色んな形状の作品を用意しなければなりません。

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 穴窯は火口が前の一ヶ所だけの原始的な窯です。 窯内の温度分布が不均一であり、また、前から見て、作品の正面にしか炎が当らず、裏側には全く炎が当たりません。
 ですから、炎の当たり方によってコントラストがハッキリする訳です。 所謂、炎の遮蔽物を作品の前に置くことにより、変化が生まれてくるのです。 ですから、ぐい飲み,湯のみ等の遮蔽物に利用する作品が多く必要になるのです。 同じ形状の作品をたくさん作り、一列に窯詰めして焼成しますと、何の変化も無い作品が出て来て、全く面白みがありません。 
 窯詰め時に高低,幅による変化を付けますと、炎が窯内で乱舞して、思いもかけない変化が作品に表れます。 これを「窯変」と言って珍重されます。 
 窯焚きは、この「窯変」を求めて温度,雰囲気(酸化,還元)を薪の投入によりコントロールするのです。
 薪も沢山投入すれば温度が上昇する訳ではありません。 一回の薪の量を減らし、間隔を縮めて投入した方が温度は上がって行きます。 窯内の熾きの量を如何にコントロールするかが、最も重要になります。
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by goshinan | 2009-09-10 19:15 | 日々の作陶

2009年 09月 07日

語心庵陶房に来訪者あり

 9月6日(日)当陶房に兵庫県伊丹市より2名の来訪者がありました。 語心庵のHPをご覧になって、興味が湧いたようです。 
 事前に連絡しましたら、お二人とも初心者とのことです。 しかし、これから趣味として長く付き合って行きたいとのことでした。 
 当陶房では、陶芸教室では保有が難しい「薪窯」の利用を主体に考えていましたので、陶芸を趣味として長年取り組んでこられた方々が、当然お越しになるものと思い、陶芸のカリキュラムがありません。
 何分、遠方からの来訪であり、頻繁に御越し頂けないと思い、先ずは、タタラの皿を数枚と手びねりでお茶碗を作って貰うことにしました。

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 丸柱には、三重県の窯業試験所分室があり、各種の量産設備が整っており、「タタラ」もタタラ成型機により、mm単位で簡単に成型できます。 しかも料金が安く、50円/Hで借りることが出来ます。
 早速、大きい皿と細長い皿のタタラを事前に作って置きました。 
 タタラは私が作った型を利用して成型しました。 手びねりのお茶碗は、700gの粘土をお渡しして、手ロクロに置いて、粘土を引き上げるようにして作って貰いました。 いわゆる楽茶碗の作り方です。
 この製法は、両手を器の内外に手を添えることにより、粘土が拡がることを防止でき、また粘土を出来る限り引き上げることにより、均一な厚さにもなります。そして、中からコテを当てると拡げることも出来ます。

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 皆さん、如何でしょうか? 初心者の作品とは思えない出来栄えでしょ? 半日でそれぞれ4個の作品が出来上がりました。  お茶碗の高台けずりは、時間を置かねばなりませんので、私がけずることにしました。
 近くにお住まいの方であれば、高台けずりも行って戴くのですが、止むを得ません。
 陶芸は、勿論粘土で作る楽しみがあるのですが、やっぱり重要なのはデザインと色ですね。 初心者の方には、繰り返しこの話をして、出来る限り創造力を高めて下さい、と言っています。
 世界に一個しか無い形状(デザイン)に、貴方が一番好きな色あいの釉薬を見つけて、焼成しましょう!  
 そうすれば、焼き上がった作品に対する「喜び」が何倍にも膨らんで行きますよ!
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by goshinan | 2009-09-07 18:08 | 日々の作陶