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2009年 10月 31日

苦労した割にはまずまずの出来ばえでした!

 明日の窯出しに向けて、本日、まだ窯内が熱いので、煙突のダンパーを全開し、また火口を少し開けて見ました。 暗い窯内は肉眼では全然見えないので、デジカメを隙間から差し込んで撮影しましたら、窯内の状況が見えて来ました。 あれだけ温度上昇に苦労した今回の窯焚きでしたが、火前はまずまずの出来栄えでした。

 
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 この大つぼは、火前の側面に入れましたが、たっぷり灰がかかり、灰かぶりも出て、立派な景色が現れました。 奥の大きな板皿はどうも割れているようで、大つぼに触れていなければ良いのですが・・・・。
 でも、窯内での突然変異を狙っていますので、アクシデントはやむを得ません。 くっ付いていれば、そおっと出して、引きはがします。 窯傷も一つの景色になりますからね。

 
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 もう一方の側面に入れた大つぼも、これまたたっぷり灰が乗り素晴らしい出来栄えです。
 この作品は、大阪の陶芸教室の方が作りましたが、穴窯では、全く予想もしない結果が出て来ますので、この魅力ににせられますと、もう釉薬を付す電気窯やガス窯での焼成に飽き足らなくなります。 費用と労力をかけて、6日間もの膨大な薪による炎に洗礼された作品は、作者の想像をはるかに超えた創造を可能にしてくれます。 これから、追々今回の焼成の一端をお目にかけて行きます。
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by goshinan | 2009-10-31 18:44 | 穴窯(薪窯)の焼成

2009年 10月 29日

冬場に向けて薪ストーブの清掃

 今年の穴窯焼成は、湿気が中々取れず困難を極めましたが、やっと10/25(日)夜に終了しました。
 2年間のブランクは大きいようです。来年から、少し空焚きをしようと考えています。
 あれから、もう4日も経つのに、中々疲れが取れず、まだ熟睡できません。 日中は、期待と不安が錯綜し、何をしても集中できません。 ただぼんやりと日々を過ごしています。 昨日、山にキノコ(松茸)狩りに行きましたが、あいにくの空振りだったので、余計に疲れ果てました。
 今日は朝から暖かく、窯焚き時の宿泊者(4人分)の寝具も全て洗濯を終えましたので、冬支度の為に薪ストーブの煙突掃除とストーブの清掃を行いました。

 
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 煙突はストーブから取り外して分解してワイヤーブラシでススを取りましたが、出るわ,出るわで体中煤だらけです。 約1年乾燥した薪(楢,樫,欅が中心)を使っていますが、やっぱり2~3年乾燥させないと水分が抜けないようです。 水分が抜けると煤が溜まりにくくなります。
 私は、このストーブの灰を釉薬の原料にしていますので、上記の堅木以外の薪は一切使いません。 鉄分の少ない灰なので、綺麗な色で焼き上がります。

 
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 煙突を側面から屋外に出しているので、ススがたまりやすい構造であり、やむを得ないのですが、約20畳のリビングは、この薪ストーブで寒い冬場を快適に過ごすことが出来ます。
 でも、一番喜んでいるのは、我が家のミーコ(犬)かも知れません。
 朝までほんのりした暖かさが残り、北向きの部屋でも、10℃を下回ることはほとんどありません。
 今年6月に亡くなった母が、薪ストーブの前にチョコンと座り、薪がチロチロと燃えるのを、ジッと見ていた姿をなぜか思い出します。
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by goshinan | 2009-10-29 21:08 | 田舎暮らし

2009年 10月 27日

窯焚き終了! しかし、今回は大変苦労しました!

 窯焚き4日目、本来ならば、1,300℃台に到達し、あとひと踏ん張りで目標の1,350℃に達するはずが、温度がなかなか上がりません。 3日目は、1,100℃後半を行ったり来たり、また4日目は、1,200℃後半を行ったり来たりで、焼成が困難を極めつつありました。 窯詰めが悪かったのか? 薪が悪いのか? 湿気が抜けない原因が何なのか? 見当が付きません。 しかし途中でやめる訳には行きません。 薪も太割,細割,立ち枯れの割木を使い分けながら、皆さん必死に格闘しました。 そうしたら、やっと5日目の後半に1,300度達成の兆しが見えて来ました。 皆さん大喜びです! 岡崎さんは、温度計が1,300℃を達成した時、喜びの余り携帯電話で写真を撮っていました。 午前0時に私と交代して、やっと安心したのか、興奮状態が続き、ペラペラ喋りまくって、缶ビールを2~3本飲み干す始末です。

 
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 やっと、煙突から2~3mの炎が活き良いよく登り始めました。 そうすると、良い薪で焚いていますと、どんどん温度が上昇し始め、ボロボロの立ち枯れ割木で8時間ほど1,300℃台をキープしました。

 
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 デジカメが悪いのか腕が悪いよく撮れませんが、1,300℃台の窯内の状態です。 面の軍手を二枚重ねて使用していますが、すぐ指先に火が付いてしまいます。 疲労は極限状態にありますが、先ずは目標の温度を達成したことで、やっと一安心です。 このまま温度を維持して、藤本さんそして岡崎さんにバトンタッチして、焼成を終えることが出来ます。  皆さんのチームワークに感謝します!
 最終6日目は、あいにくの雨模様。 でも全然平気です。 一旦あるレベルまで上昇した温度は、そう簡単には下がることがありません。 余裕を持って窯焚きが出来ます。
 最後に、火口を閉じる前に、もう一仕事あります。
 それは、火前を「灰かぶり」にするために、薪を可能な限り投入します。 作品が見えなくなる迄、放り込みます。 そして、長かった窯焚きがやっと終わります。  皆さん!大変お疲れ様でした!
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by goshinan | 2009-10-27 18:28 | 穴窯(薪窯)の焼成

2009年 10月 23日

穴窯焼成いよいよ始まりました!

 10月20日8:00より火を入れ、本日で3日目に入りました。 現在の温度は1,240℃です。 まあ、天候にも恵まれて、予定通り順調な昇温状態です。 本日は、「セメ」焚きの最終段階、16:00迄に1,280℃,24:00迄に今回ピークの1,350℃,翌日の朝8:00迄1,350℃を維持して「ネラシ」の段階に入って行きます。

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 昨日の午後から煙突から黒煙がももうと出ています。 夕方には煙突から4~5mの火柱が出るでしょう。
 神秘的かつ幻想的な一瞬を垣間見ることが出来ます。 窯焚きでの最高の喜びです。

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 これは、煙突の中間部のぞき穴から炎が上って行く状態です。 薪が燃え尽きると炎がゆっくり消えて行き、次の薪を投入しろ!と、合図を出してくれます。 このような状態を何度も繰り返して、目的値1,350℃に向けて炎の戦いが始まっています。 私の睡眠時間は2時間を3回に分けて採っています。 疲労度が蓄積され始めました。 あと3日頑張ります! 事故が無いように祈って下さい! お願いします!
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by goshinan | 2009-10-23 13:37 | 穴窯(薪窯)の焼成

2009年 10月 18日

穴窯窯詰め終盤! でも、1日遅れています

 10月14日(水)から本日18日(日)の予定でいつものように一人で窯詰めをしています。
 今回の窯は中窯ですので、余裕を持ってゆっくり詰めておりましたら、終盤になって、予定が狂ってしまい、1日余分にかかるようです。 
 明日は安息日の予定が、休む暇がありません。
 20日には宿泊者が4名程来られ、我住居の掃除が大変になって来ました。 お布団は天気の良い日に綿毛布まで天日乾ししましたので大丈夫なのですが、お客様を迎えるということは全く大変なことですね。
 部屋割りも考えなければなりませんし・・・。

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 窯から前面(火前)の棚組みが未完成です。 写真では見えませんが、奥には5列の棚組みが入っています。 天井は出来る限り空間を開けないように作品を詰めていき、床は空間を開けて窯詰めします。
 炎を床を走らせるように棚組みしていきます。 口で言うのは簡単なのですが、これが大変難しいのです。
 炎は、上に昇ることは、自明ですからね。 それを下に這わせるのですから、至難の技です。 中々うまく行きません。
 高さ1.2mの窯内に4日も5日も居ますと、腰は痛いし、頭痛はして来るし、食欲は無くなるし、大変なのですが、本人が好きでやっておりますので、不満のはけ口が無いのが悩みの種です。
 あと1日頑張って、いよいよ窯焚きが始まります。 何時も窯焚きのお手伝いをお願いする藤本さんが、昨日お神酒を持参してわざわざお見えになりました。 感謝しております。 また、近所の宮本さんが立ち寄られ、茹でた山栗と柿を持って来て下さいました。 皆さん! 窯焚きの成功を是非お祈りして下さい!
 自力より他力に成功の鍵がかかっているようです。
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by goshinan | 2009-10-18 19:58 | 穴窯(薪窯)の焼成

2009年 10月 11日

恒例の穴窯焼成の日程決まる!

 恒例の穴窯焼成の日程が決まりました!
 焼成は10月20日(火)から25日(日)までの6日間。 延べ136Hの焼成です。
 アブリ:40H,セメ:48H,ネラシ:48Hの予定です。 お手伝いは音羽の岡崎さん,諏訪の藤本さんと私の何時ものメンバー3人で8時間交代で行う予定です。 セメ焚きは22日午前0時から23日の午前0時の予定です。 ご興味のある方は窯場にお越し下さい。 当窯場は、何時でもオープンドアですよ!
 なお、窯出しは、11月1日(日)午後1時の予定です。 

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 窯場の休憩所にヒサシを付けました。 休憩所を土足で上がりますと土,砂が入り込み、雨の日には室内が大変になります。 穴窯焼成が近づいていたのですが、急きょヒサシを作りました。 そうしますと、風除けもあった方が良いと思い立ち、周囲を板で囲いました。  勿論、床も板張りです。 全面板張りだと圧迫感があるので、2ヶ所透明のアクリルトタンをはめ込みました。 追加工事は、これで当面は大丈夫です。

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 先週火曜日に伊丹からお二人がお越しになりました。 先日の作品の釉掛けです。 遠方から来られますので、釉掛けだけですと申し訳有りませんので、タタラの鉢と一輪差しを作って貰うことにしました。
 午後3時まで作陶,3時30分から釉掛けと忙しく動かれてそれぞれ2点作って戴きました。
 今回の窯詰めに間に合えばよろしいのですが・・・・。 
 お二人は、窯焚き,窯出しにもお越しになる予定とのことです。
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by goshinan | 2009-10-11 15:30 | 穴窯(薪窯)の焼成