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2009年 12月 29日

09.10穴窯焼成作品(6)

 今年もあと僅かで暮れようとしています。 皆さんにとって、今年は良い年でしたか?
 私は、予定通り2回(3月,10月)の穴窯焼成が出来ましたし、また今年の5月から、HP,ブログもUPしましたので。まずまずの年でしょう。 
 来年も元気であれば、年2回の焼成を目指して、薪作り,作陶に勤しみます。
 今、 リビングで、好きなパトリシア・カースのCDを聞きながら、このブログ゙を書いています。 パトリシア・カースはニューシャンソンの分野に入るのかも知れません。 昨今シャンソンは極めて低調ですが、シャデー,ヴィクター・ラーズロなどを良く聞きます。 少し古いですが、良い音楽は時代を超えますよね。 勿論クラシックも、好きですよ。 FM放送に飽きるとCDを聞いています。 一日中、ボリュームを大きくして、聞いています。 オーディオも、良くはありませんが気に入っています。 スピーカーは70年代のテクニクスですが、まだ十分良い音を奏でます。 もう一台もテクニクスのトールボーイ型です。 アンプ,チューナー,CD,MDは全てデンオン製で統一しています。  リビングは20畳位あり、大きな音を出しても、まろやかな音になります。

 
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 この作品は、デザインを決めるのに結構苦労しましたが、まあまあの焼き上がりです。 このような作品はアッサリした色あいの方が良いかもしれません。

 
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 この作品もタタラ作りの一連の作品ですが、鉄分の多い粘土を混ぜて作りましたので、発色が濃くなりました。 どちらが良いかは好みの問題ですね。 花は、母屋にある白い大きな椿と山茶花です。 葉をもっと少なくして、花だけ活けても良いかも知れません。
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by goshinan | 2009-12-29 18:25 | 穴窯(薪窯)の焼成

2009年 12月 26日

希少本を入手!

 先日、オークションで川崎克氏の『伊賀及信楽』を入手しました。 この本は大正15年に発行されましたが、関東大震災で原稿,写真が焼失するなど困難の末に発行されました。
 川崎克氏は、衆議院議員であり、伊賀上野城の再興に尽力され、伊賀焼に対する造詣も深く、百五銀行の創業者である川喜田久太夫(半泥子)と瀬戸の陶芸家加藤唐九郎らと共に、古伊賀の発掘も行っています。
 古伊賀は、安土桃山時代に筒井藩が古田織部の協力を得て作陶され、一世を風靡しました。 しかし、その期間は短く、藤堂藩の時代には一気に衰退して終いました。
 大正15年に発行されたこの本は、皆さん一体幾らだったと思いますか? 定価弐拾5圓ですよ! 印刷部数も少なく、カラー写真をふんだんに使用したあの時代の物凄い豪華本です。 入手した本は勿論復刻版ですが、それでも1988年に再刊され、比売品の為、復刻版でも希少価値があります。
 
 
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 古伊賀は、盛隆期間が短いために、伝承された諸技術も、窯跡も、陶片も未だ発掘されておらず、槇山で焼かれたのか?丸柱で焼かれたのか?伊賀上野城内で焼かれたのか? 全く不明です。 この為、伝承書籍も極めて少なく、この本と谷本光生氏の本くらいがかろうじて発行されているのみです。
 粘土も白土山で採取したことは記録に残っていますが、白土山の何処から採取していたのかも不明です。  伊賀地方は常に戦乱期の渦中にあったことは、歴史が証明していますが、考古学,郷土学そして史跡の発掘等の意識は極めて低く、これも排他的な地域性が起因しているのかもしれません。
 皆さん! 古い物は全て歴史を感じませんか? 大正,昭和期の比較的新しい物も、近代化の波に飲み込まれてどんどん衰退して行ってます。 伝承すること自体が、私達の使命であり、その努力の積み重ねが歴史を作って行くものだと、私は常々感じています。 古い物を捨てずに愛着を持って大事にしましょうね!
 
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by goshinan | 2009-12-26 13:02 | 日々の作陶

2009年 12月 23日

冬至にはユズ湯に!

 昨日は冬至でした! 皆さん 冬至にはユズ湯に入り、カボチャを食べるのですよね!
 語心庵では、ユズもカボチャもありましたが、ユズ湯だけにしました。
 ユズは、音羽の陶芸家である岡崎宅にいっぱい生っており、行く度に2~3個戴いて帰るのですが、昨日はお歳暮(缶ビール1ダース)を持って行き、帰りにはユズを30個,レモン数個をお返しとして頂きました。
 ユズは、漬物(大根,白菜)にも使えますし、鍋物,お雑煮にも使えますので、少し冷凍して保存していますが、お風呂に入れると肌がすべすべして大変気持ちが良く、これから年末にかけて「ユズ風呂」にするつもりです。

 
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 もっと寒くなりますと、ユズが凍ててしまい、使い物になりませんので、これからもユズを貰ってお風呂に入れようと思っています。  
 皆さん、ユズ風呂は身体も温めてくれますよ! 一度、故郷を思い起こしてお試しあれ!
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by goshinan | 2009-12-23 15:18 | 季節の移ろい

2009年 12月 21日

伊賀で今年初めての初雪が・・・・

 全国的に寒い日々が続きます。 暖冬という言葉が嘘のようです。 豊北地方では、屋根の雪下ろしにお二人が亡くなられたとの報道がありました。 若者が都会に集中し、田舎では高齢者達が取り残されています。 雪下ろしも、高齢者自らが行わねばならず、これからも痛ましい事故が増え続けるのでしょう。
 私の住んでいる地域でも、高齢者が多く、独居者が増え始めました。 このような状況が続きますと日本の古き良き伝統も衰退していくでしょう。 全く寂しいことですね。 
 私は今の所、心身とも健全であり、自分で出来ることは、人の手を借りずに出来ますが、高齢になるとそういう訳には行きません。 ですが、助け合う人全てが高齢になれば、と、考えないではいられません。 
 今日、初めて雪が降りました。 天気予報通りです。 また、先週の土日に伊丹からお二人が滞在されました。 女性は皆さんお元気です。 男性は少しづつですが萎縮し始めました。 これも世相ですか?
 毎日、薪ストーブの前で、ゆっくり新聞を読みますが、男性が安心して落ち着ける場所が減って来たように紙面からも感じ取れます。

 
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 この作品は、火前の右横隅に置きました。 自然釉がたっぷり掛かったのは良いのですが、結構底まで流れてしまい、棚板から剥がすのに一苦労しました。 ダイヤモンドノコギリでギーコギーコ根気良く行い、やっと剥がれました。 全くの重労働です。 でも、松灰の色そのものが 作品に表れて満足しています。

 
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 満足できる作品がなかなか出て来ませんが、これも無い知恵を絞って思考しながら、失敗を恐れずに、繰り返すことが寛容と思いながら、日々励んでいますが、これも元気で居られるからこそできることなのです。 
 皆さん! これからも元気で一人で過ごせる術を教えてください!
 「お一人様云々」の本が売れているようですが、さて、明確なる解はあるのでしょうか? 
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by goshinan | 2009-12-21 11:36 | 穴窯(薪窯)の焼成

2009年 12月 16日

09.10.穴窯焼成作品(4)

 大掃除も少しづつですが継続中です。 ついでに犬のミーコも洗濯しました。 人様のシャンプーで全身を洗濯してあげて、湯船に一緒に入ると、なんか気持ちが良いらしく、じいっとして浸かっています。
 洗濯が終わり、全身をミーコのバスタオルでしっかり拭いてあげたのですが、中々水気が取れません。
 30分くらい外で運動させて、やっと部屋に入れてあげましたが、まだ水気が取れず、頭をブルブル振り回して水気を取り続けていたら、急に泣き始めました。 
 見に行きますと、左右の耳がおかしいのです。 どうも片方の耳を脱臼したようです。 横を向いた耳を触るとキャンキャン泣く始末です。 動物病院に行けば良いのですが、診察代が高いしお金も勿体ないので、何れ治るだろうと思ってそのままにしておきましたら、昨日には治ってしまい一安心です。 
 今はいつものソファで眠り続けています。 そろそろお昼です。 小さい頃はに母屋で母と一緒に室内でゲージの中で暮らしていましたので、ミーコは現在でも人様と同様1日3食です。 お昼は食パン一切食べ、チビのくせに大食漢です。 でも、ガリガリです。 きっと放し飼いによる運動量がとっても多いんでしょうね。

 
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 この作品は、高さ21㎝くらいの一輪差しですが、これも2度焼のため釉薬がたっぷり乗っています。 このような作品が一回の焼成で出てくれば良いのですが、費用と時間がかかり、難しいものですね。 佳作です。

 
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 この作品は、18㎝くらいの小鉢です。 予め釉薬をつけて焼成したのですが、窯入れの場所が良かったのか、しっとりとした焼き上がりになりました。 シンプルな小鉢ですが、何でも使えそうで気に入っています。
 この釉薬は、自宅の薪ストーブの灰と丸柱産の長石とを混入した釉薬です。 色は緑が勝った茶色で、そこに薪の灰が降りかかり微妙な色合いを醸し出しています。
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by goshinan | 2009-12-16 12:48 | 穴窯(薪窯)の焼成

2009年 12月 08日

09.10.穴窯焼成作品(3)

 今朝も薄氷が張っています。 晴れて暖かければ山に入って薪作り、寒くて雨が降れば薪ストーブの前で仮眠の日々が続いています。
 薪ストーブの灰が溜まり始めたので、釉薬材料を作り始めました。
 まず、 ①灰を大きなバケツに入れて水を加えます。 ②灰と炭をフルイに通します(結構炭が多い)。 ③何度も何度も水を加えてフルイも通します。④粒子が均一になれば、今度はアク抜きです。 ⑤上水を捨てて水を加え続けます。 ⑥ヌメリが無くなれば、最後に細かいフルイを通して乾燥させてやっと出来上がりです。
 結構面倒な仕事でしょ? バケツ一杯の灰が完了時には1/5位に減っています。
 この手順を毎日行っても、約1ヶ月程度を要します。 
 こうして良質の灰を確保出来ても、釉薬の調合がもっと大変なのです。 
 焼成温度も各人それぞれ違い、最適な調合値をテストピースを焼成して探し出します。
 これも、何度も何度も行い続けます。 ですから、大部分の陶芸家は、市販の釉薬を使うことになる訳です。 

 
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 この作品は火前の側面を10㎝嵩上げした下に入れました。 灰がこびり付いています。 花器として使うと良いでしょう? 花はサザンカです。 器にミニ剣山を入れて活けてみました。 

 
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 この手付き花器は、当初『灰皿』として作ってみたのですが、玄関先の花入れとして使えるかな?と思って、方向転換させました。 手付きをもう少し太くした方が安心なのですが、華奢な形状の方が使われる方に、大事に扱ってくれるかもしれません。
 陶磁器は、雑に扱うと直ぐに割れます。 想いを込めて扱って戴ければ、それなりに愛着も生まれてきます。
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by goshinan | 2009-12-08 20:06 | 穴窯(薪窯)の焼成

2009年 12月 04日

ギャラリーをほんの少し模様替え!!

 本日は、午前中、山に入って薪ストーブ用と穴窯用の薪を伐採しました。 ほんの一時間半ほどの作業です。 決して無理をせず、これから、少しづつ作業を続けていきます。
 山に入ると、森林浴を浴びるのか、とっても気持ちが和やかになります。
 この山の頂上には、愛宕神社(火の神様です)があり、昔は、相撲大会や出店も出るなど、縁日には賑わいもあったように聞いていますが、最近は訪れる人も無くヒッソリとしています。 
 でも、在所では、大事な大事な氏神様です。 
 過日の台風で、倒木が参道を塞いでしまって、当番組皆で伐採しようということになりましたが、参道付近一帯は当家の所有林の為、一昨日、私がチェーンソーを持って全て伐採して来ました(そういう訳で出合いは中止になりましたが)。 山に入って、枯葉を踏みしめる音が、何とも心地よい響きを奏でてくれます。
来年2月までは、山仕事が続きます(3月に入ると木々の根っ子から水が上がり始め、腐りやすくなる為です)。
 
 
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 語心庵ギャラリーを、少し模様替えしてみました。 皆さん解りますか? そうです。 木枠を壁面に取り付けて、湯のみとぐいのみを置いて見ました。 この木枠は私が作りました。 ギャラリーのアクセントになっていると思っているのですが、皆さん如何でしょうか?

 
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 ついでに、玄関にも木枠を取り付けて、お茶碗を置いて見ました。真ん中はブロンズ像で『希み』との題がついています。 今年一番の展示物であった興福寺の阿修羅にも似た雰囲気を持っており、私はとっても気に入っている作品です。 興福寺の阿修羅は良いですね。 いかにも人間的で・・・・。 あれで仏様?
 人間として、可能な限り、この世の全ての物事に、『希み』を持って、接して行きたいと常々考えています。
 豊かな自然も、人が創造した文化財・史跡も、我々自身が維持継承することこそが、重要な責務です。 古いものには、全てそれなりの重みが備わっています。
 大事にしなくっちゃ!
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by goshinan | 2009-12-04 15:11 | 日々の作陶

2009年 12月 02日

09.10.穴窯焼成作品(2)

 今日は、暖かい日和でした。 一昨日より、年末の大掃除として、窓ガラス拭きを行っています。 室内の引き違いのガラス扉、玄関扉、各窓等々約40枚程度ありますが、少しづつ,少しづつ行っています。 ついでに網戸も取りはずして洗っています。 こういう時に助かるのは、今年作った雨水桶です。 雨水は400ℓ常に確保していますので、幾ら使っても大丈夫です。 この2~3日は薪ストーブもお休み。

 
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 この花器は、2度焼を行いました。 前回は少し灰の乗りが悪かったので、もう一度窯入れしてみましたら、良い具合にビードロが流れ、良い景色が現れました。 「伊賀の七度焼」と言うように、「古伊賀」も2~3回焼成したようですが、本当に良い作品は、一回の焼成で、ビードロがたっぷりそして生地はあっさりと言うのが、一番良いのでしょうが、それにはもっと焼成日数と薪が必要です。 「伊賀のバカ焼」とも言われるのは、この辺から来ているのかも知れません。

 
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 これは、タタラで作った鉢に手をつけて、予め釉薬を施して、窯の奥に入れました。
 薪窯(特に穴窯)では、焼締(無釉)の作品を全て窯詰めすると、奥は温度が低くて、灰が中々溶けてくれません。
 私は、奥には釉薬物か2度焼物を入れるようにしています。 そうしないと歩留まりが物凄く悪くなりますので止むを得ません。 しかし、釉薬物も溶けた釉薬の上に灰が降りかかり、電気・ガス窯での焼成とは違い、微妙に変化した釉薬の色あいに出てきます。 釉薬は、堅木の灰(薪ストーブの灰)と丸柱で採れる石川長石を混ぜたものです。 この作品は、東京の姉から頼まれた物で、予備も含めて2枚焼き上げたのですが、思いの他出来栄えが良かったものですから、ペアの作品として販売することとしました。 
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by goshinan | 2009-12-02 22:28 | 穴窯(薪窯)の焼成