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2010年 12月 02日

今回焼成の作品紹介


 
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 今回の焼成で、大壺は8個ほど窯詰めしました。 普通大壺は、窯上部に流れる炎を遮断すべく上段ぎりぎりに火楯のように並べます。 当然ながら自然釉が乗った作品が多くなります。 この作品は、捨て間の下段に窯詰めしましたので、灰が少しかぶっています。 大きさは、35㎝と28㎝位です。 作品全体に窯変による色変化が微妙に表れて、まずまずの出来栄えとなりました。

 
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 この作品は二度焼の花器です。 前回の焼き上がりが今一歩でしたので、今回は窯奥の上段に窯詰めしました。 二度目ですので、灰がしっかりと乗り、釉薬が微妙な流れとなって、一つの景色が表れました。
 穴窯の場合、窯奥に入れた作品は、温度上昇が困難の為、灰の乗りが悪くなります。 ですから、どうしても二度焼したくなりますが、二度焼すると、良い作品になる訳ではなく、出来栄えが悪くなる場合もあり、またコスト的にも合わなくなって来ます。 今回の作品は良い結果が表れました。

  
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 この作品は、前部中段に窯詰めし、焼き上げる30分位前にステンレスの棒で引っかけて熾きの上に落とし込みました。 溶けた釉薬が熾きに埋まって焦げることにより灰かぶりとなって、金属的な色変化が表れました。 
 穴窯の焼成は、窯詰め時にも色んな工夫をしますが、焼成時にも色んな事を行います。 例えば、燃料の薪でも、松割り木の太割り,中割り,細割りがあり、また松の立ち枯れや雑木も用意して、適宜使用します。
 他にも、孟宗竹や炭を使用する作家も居られるようです。 色んな燃料を使い分けて、如何にして作品に変化をもたらすか・・・・その工夫が「経験」なのでしょうねえ・・・・。
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by goshinan | 2010-12-02 23:25 | 穴窯(薪窯)の焼成