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2011年 08月 18日

この茹だるような暑さには閉口しています!!

 お盆が過ぎたというのに、この茹だるような暑さには全く閉口しています。
 伊賀は盆地の為に、日中は風も無く暑い・熱いです。 でも、夕暮れになり、ヒグラシが鳴きはじめると、例年ですと、山から田圃から冷たい冷気が漂い始めるのですが、今年は事情がすこし違うようです。 22時迄は暑い熱いです。 節電と言うのに困ったものですね・・・・。 予報では、来週から気温も少し下がるようですが、まあ当てにはしておりませんが・・・・。
 窯場がある山ふところから、みようがが出て来ました。 スーパーで買っても安いものですが、採れたてのみようがは、匂いも香しく、薬味として重宝しています。 昔むかしこの付近は畑がありましたので、きっとみょうがを栽培していたのでしょう。 付近一帯から結構採れますよ。

 
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 大きくて立派でしょう!! 一日おきに20~30個程は採れます。 しかし採るのが中々大変ですよ。 みょうがの葉のある付近をかき分けて探すのですから・・・・。 蚊はいるし,虻が出はじめて来ましたし,蛇やマムシもいるような、じめじめとした場所ですからね・・・・。

 
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 たくさん採れるとご近所に差し上げるのですが、今年は少し甘酢漬けにしてみました。 しゃきしゃきとした歯触りのよい漬け物が出来上がりました。 冷蔵庫に保管すると一ヵ月ほど食べられるようです。 

 一昨日、久々に素焼きをしました。 深夜電力を利用して23:00~5:00までの焼成でしたが、徹夜近くまで起きていますと、気力が萎えてしまい、翌日はダラダラ状態です。 年を取ったなあと、つくづく感じます。
# by goshinan | 2011-08-18 23:40 | 季節の移ろい

2011年 08月 12日

暑中お見舞い申し上げます・・・

 大変大変ご無沙汰いたしておりますが、皆さんはお元気のことと存じます。
 東日本大震災,原発事故,天候不順による異常気象,等々お休み中いろんな事象が発生しました。
 私自身特にこれといった不具合は無かった(打撲の後遺症により今だ少々両腕の指が痺れておりますが・・)のですが、どうも「厭世感」に囚われていた感があります。 全く色んな事が重なりましたよね。
 さて、今年の我が家の菜園は全く駄目でした。 その原因は天候不順と例の台風の所為です。
 スイカ,マクワウリ,トマト,カボチャなどほぼ全滅です。
 でも、梅とハダンキョウは大豊作でしたので、梅ジュース4リットルと久々に梅干を作ってみました。

 
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 この地域では「ハダンキョウ」といい、スモモです。 今年は豊作でご近所に何度もおすそ分けしました。
 果汁が一杯で大変美味しく戴きました。 仄かな匂いが何とも安らぎを与えてくれる果物です・・・・。
 
 
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 我が家のトマトです。 台風のお陰で枝が折れてしまって収穫は半減しました。 楕円形のトマトは「ソース」用であり、煮詰めて、ミキサーにかけて冷凍保存します。 我が家の冷蔵庫は保存用食品で一杯です。

 今年の夏は暑いですよね・・・。 伊賀でも昼間は暑い暑い・・・。 今朝、ミーコを洗ってやりましたら、スッキリしたのか、鼾をかいて昼寝をしています。 でも、夜になると気温が下がり、窓を閉めて夏掛けを掛けないと、寒くて寝られません。 皆さん! くれぐれも「熱中症」に気を付けて、暑い夏を乗り切って下さい。
 
# by goshinan | 2011-08-12 14:13 | 季節の移ろい

2011年 01月 24日

祈り・・・・

 
 
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 この仏様も今回の焼成です。 野仏をイメージして作りましたが、釉薬の垂れ具合が、如何にも「泣き仏」のような風情を醸し出しています。 私の細工は稚拙で今一歩の出来ですが、まあまあだと自画自賛しています。 今後の焼成にも仏様を1~2体入れて行こうかな?とも考えています。 当面の目標は「円空」ですね。

 さて、私事ですが、先日、全くの不注意により怪我をしてしまいました。 少し大袈裟ではありますが、一時的上半身不随の状態に陥りました。 木に煽られて、顔面を強打して、仰向けに倒れてしまいました。
 一瞬の出来事でした。 注意に注意して作業をしていたのですが、不運としか言いようがありません。
 下半身異常なし,頭部異常なし,首周り少々打撲,顔面擦り傷だらけ,一番の重傷は小指から肘までの強打です。最初はジンジン,それからピリピリ最後には掌の下部がパンパンに張れ上がり何も出来ないようになってしまいました。 きっと、柔道の受け身のように両手を強打した為に、後頭部の打撲が軽減されたのでしょうねえ・・・。 怪我をしてもう7日目になるのですが、やっと指先が使えるようになりました。
 朝日新聞に現在、「孤族の国」が連載されていますが、家族をも含む全ての人間関係が希薄化してしまい、個々の生活形態が急増して、最後には『家族代行業」というサービスまでもが生まれてきたとか・・・・。
 私も両手が使えなくなって1週間。長い長い一週間でした。 少しずつ快方に向かっていますが、このほんの短い期間でも、色々考えさせられました。 「信頼」とか「信仰」とか・・・・・それで今回は「祈り」としました。
# by goshinan | 2011-01-24 12:04 | 田舎暮らし

2011年 01月 13日

お正月から雪模様です・・・・


 
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 年末に降った雪が、また一昨日大雪となりました。 寒い寒い日々が続いています。
 我が家は朝から薪ストーブのお世話になっていますが、毎日薪を取りに行くことが少々億劫になって来ました。 薪置き場にも雪が入り込みうっすらと積もっています。 今年は雪が多いですねえ・・・。
 雪が降ると外の仕事が全く出来ないので、お正月明けから少しづつ作品を作っています。 作業場は寒いし、粘土は冷たいし、中々作業は捗りませんが、何とか大小20点ほど仕上げることができました。
 ロクロには、「土もみ」といって、粘土を均一の堅さにすることと粘土内の空気を抜く作業が必ず伴います。 それに結構重労働なのです。 水は湯を使いますが、粘土は冷たいこと冷たいこと・・・・。 私は手袋をしてこの作業を行っています。

 
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 この作品は、一輪差しの花器です。 昨年11月の焼成で作りました。 手びねりで空洞の塊を作り、足を付けてましたが、少し私のイメージと違う作品になりましたが、まあ・・・良しとしましょう・・・・。
 作品のデザインは全く以て難しいものです。 イメージとして纏めたあげた造形が、いざ作業に入るとイメージが少し変化し、焼成するとまた変化して、中々良い造形に向かってくれません・・・・。
 
# by goshinan | 2011-01-13 20:44 | 季節の移ろい

2010年 12月 02日

今回焼成の作品紹介


 
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 今回の焼成で、大壺は8個ほど窯詰めしました。 普通大壺は、窯上部に流れる炎を遮断すべく上段ぎりぎりに火楯のように並べます。 当然ながら自然釉が乗った作品が多くなります。 この作品は、捨て間の下段に窯詰めしましたので、灰が少しかぶっています。 大きさは、35㎝と28㎝位です。 作品全体に窯変による色変化が微妙に表れて、まずまずの出来栄えとなりました。

 
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 この作品は二度焼の花器です。 前回の焼き上がりが今一歩でしたので、今回は窯奥の上段に窯詰めしました。 二度目ですので、灰がしっかりと乗り、釉薬が微妙な流れとなって、一つの景色が表れました。
 穴窯の場合、窯奥に入れた作品は、温度上昇が困難の為、灰の乗りが悪くなります。 ですから、どうしても二度焼したくなりますが、二度焼すると、良い作品になる訳ではなく、出来栄えが悪くなる場合もあり、またコスト的にも合わなくなって来ます。 今回の作品は良い結果が表れました。

  
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 この作品は、前部中段に窯詰めし、焼き上げる30分位前にステンレスの棒で引っかけて熾きの上に落とし込みました。 溶けた釉薬が熾きに埋まって焦げることにより灰かぶりとなって、金属的な色変化が表れました。 
 穴窯の焼成は、窯詰め時にも色んな工夫をしますが、焼成時にも色んな事を行います。 例えば、燃料の薪でも、松割り木の太割り,中割り,細割りがあり、また松の立ち枯れや雑木も用意して、適宜使用します。
 他にも、孟宗竹や炭を使用する作家も居られるようです。 色んな燃料を使い分けて、如何にして作品に変化をもたらすか・・・・その工夫が「経験」なのでしょうねえ・・・・。
# by goshinan | 2010-12-02 23:25 | 穴窯(薪窯)の焼成